基本情報
プレイ人数:1-6人
プレイ時間:60-80分
定価:9900円
ゲーム概要
地球に住めなくなった世界で各企業(プレイヤー)が未知の惑星を開発して人間が住めるようにしていこうというゲームです。詳しいルールはYouTubeなど観てもらったほうが早いと思うので、軽くイメージだけ書きます。
手番でやることは、「2種類の地形タイルから1つ選んで自分の惑星に配置し、地形に対応するトラックを上げる」基本的にはこれだけになります。配置にはルールがあったり、綺麗に置くと終了時の得点ボーナスがあったりします。また、トラックのあげ方も方針を決めて効率的に上げていかないとなかなか勝てません。その他にも隣のプレイヤーとの対戦目標があったりと得点の取り方は複数存在します。
良かった点
・手番が同時進行でダウンタイムがほとんど無い
・リプレイ性が高い
惑星・企業(トラックのあげ方やボーナス、固有能力)はA面共通でB面は6枚ずつそれぞれ全く異なる特徴がありすべて試してみたくなる。
・パズルと自分のあげたいトラックのどちらを優先するかで選択が悩ましいが基本的に2択なので難解すぎず、幅広い層でプレイできる
・地形タイルのプールとなるターンテーブルが滑らかに回り、とても出来がいい(動画などで観てみてください!)
・しっかり頭を使うゲームでは珍しく6人までいける
悪かった点
正直、ゲーム性は最高で全く文句ありませんが、収納性について少しだけ書かせてもらいます。
・ターンテーブルが箱より少し大きく、若干入りにくい
・ターンテーブルに地形タイルを入れたまま箱を閉じて持ち運ぶと、箱の中で散らかって毎回仕分けが必要になる。
→チャック袋を買ってそちらに入れておいたほうがいいです。
・箱が大きく重量もあるので、持ち運びはキャリーケース
総評(☆4.5)
後に攻略も書いてますが、読まない人もいると思うので先に総評を書きます。持ち運びや収納に難ありですが、それも気にならないくらい面白いです。It’s a wonderful worldのようにダウンタイム無しや6人までといった珍しい利点もあり、プレイヤー間の干渉も適度、運要素少な目で戦略性高めという点も好きです。コンポーネントがよくリプレイ性も高いので購入をオススメしたいですが、持ち運びなど大変なためボドゲカフェで借りてやるのもいいかもです。
攻略法
初見プレイ同士でやるなら読まないほうがいいかと思います。私もそこまでやり込めているわけではありませんが、基本的にこうしたほうが強いかな?と思う点を書いておきます。
・タイル配置
中央3点の行・列を埋めることを意識しましょう。逆にそれなりの長さがあるのに1点しか取れない行・列にしか絡まないマスは埋めなくていいです。
・隣との対戦目標
1勝はしたい最低でも1分け、と考えています。プレイヤー間での取りあいなので難易度の高い5点ですが価値も大きいです。
・トラックのあげ方
B面はそれぞれの特徴に合わせてなので書きません。A面は「技術を上げてから水を上げる」or「文明で点になるカードをとって、それに関連するところを上げていく」だと思ってます。前者は単に水を最大にした時の得点効率がいいのでわかりやすいと思います。文明は、やるなら他の人よりもなるべく早く上げて高レベルで得点関連を取りたいです。トラック進行系のカードも強そうに見えますが、わざわざ文明をいくつか上げてそれをとるくらいなら、最初からほかのものを上げたほうが早いと思います。